新型コロナウイルスの影響もあり、企業のテレワーク推進がかなり活発になっている印象です。
しかしテレワークだとなかなか集中出来なかったり、ついサボってしまったりした時に、

と罪悪感を感じる方も多くいるのが現状です。
そんな方のために、今回は
- 在宅勤務でのサボり具合の実情
- サボりは会社にバレるのか?
- テレワークで集中力を高める工夫
を中心にまとめていきます。
こんな方におすすめ
- テレワーク続きで仕事のモチベーションが上がらない
- なかなか集中できずだらだらしてしまう
- みんながどれくらいテレワークで集中しているか気になる
- 家でも仕事モードに切り替える方法を知りたい



在宅勤務で実際みんなどれくらいサボってるの?


在宅で家に籠っていると、特に周りの状況が分かりませんが実際周りの人はどれくらいサボっているのでしょうか。
とある週刊誌のデータを一例としてご紹介します。
23歳プログラマー
- 10:00 朝礼・仕事
- 13:00 ゲーム・食事
- 14:00 睡眠
- 16:00 ゲーム
- 17:00 仕事再開
- 19:00 終業
実労働時間 ⇨ 5時間
37歳営業
- 8:30 朝礼・仕事
- 10:00 Youtube・食事
- 11:00 睡眠
- 15:00 スマホアプリ
- 18:00 終業
実労働時間 ⇨ 1時間30分
週刊誌なので大袈裟な例を抜き出しているとは思いますが、かなりサボっていますね。
実際に営業の友人に聞いたところ、



という方もいたので、やはり中々集中できずにいる方がいるのも事実です。
在宅勤務ずっと集中するのは無理


自分の家という落ち着いた空間で誰の目も無い場合、集中し続けることは難しいです。
やるべき作業が溜まっているならともかく、



という方は、急に増えたデスクワークに対応できないのも無理は無いと思います。
在宅勤務の利点を生かし、適度にリフレッシュしながらしっかりやるべき事をやる。
そういうサイクルを作っていきたいですね。


今後もテレワークは当たり前になってくる


今は新型コロナウイルス対策という大義名分がありますが、仮に落ち着いたとしても今後テレワークはより当たり前になっていくことが予想されます。
令和元年のデータですが、各省庁に置いても多くほ府省庁で50%以上のテレワーク実績があり、
働き方の新しいスタイルとしてテレワークの活用が当たり前になっていく中で、テレワーク職員の勤怠管 理、マネジメント管理、コミュニケーションの取り方、通勤手当精算などの庶務業務の負担増が課題。
と書かれていました。



在宅勤務でのサボりはバレる?


では実際、テレワークでサボったとして会社にはバレるのでしょうか。
サボりがバレる可能性があるパターンをいくつか挙げてみました。
チャットツールのオンライン状況
SlackやTeams等のチャットツールを導入している場合、ログイン状態が表示されています。
ここがずっと「離席中」等になっていると怪しまれる可能性があります。
急な電話の対応
上司や取引先から急に電話がかかってきた際に、
- 電話に出られない(気づかない)
- 電話に出た際に周りの音が聞こえる(テレビやゲームなど)
など、適切に対応できない時に怪しまれる可能性があります。
業務の開始・終了報告が遅れる
会社によっては在宅勤務時に開始と終業の連絡を行ったり、pcへのログイン・ログアウトで管理されていたりすると思います。
この時間がいつもより大幅に遅れることで、
「あれ、あいつ寝てないか?」
と怪しまれる可能性があります。
システムで監視されている
これは作業者側がそもそも気づいていないことも多いと思いますが、
- 起動したアプリケーションの名前や時間
- ブラウザの閲覧履歴
- コピーや作成などのファイル操作ログ
などがこっそり社内へ送信されている可能性があります。
いつもバレないつもりでサボっていたら、ある日急に呼び出される。。。
なんてこともあるかも知れません。
管理ツールが導入されていれば筒抜けですが、そうでなくてもサボっている人はなんとなく分かるものです。
テレワークで多少サボっても罪悪感を感じる必要はない!


テレワークを1年ほど続けて思ったことですが、多少サボる程度なら罪悪感を感じる必要はないと思っています。
出社していてもサボる人はサボっている
テレワークはサボりやすい状況ではありますが、そもそも出社していてもサボる人はサボっています。
- 非喫煙者からは理解できないタバコ休憩
- お昼休憩が長い
- トイレの時間や頻度が多い
- パソコンを操作しているフリをしている
- 営業中にサボっている
- etc…
正直サボる人はどこでもサボるので、テレワーク云々は関係ありません。
やる事をやっていればOK
上司に振られた仕事をしっかりと期日内に完了させていればそもそも文句を言われる筋合いはないはずです。
逆に言えば、今日決めた目標が半日で終わってしまえば、残り半日は有意義に使っても良いのではないでしょうか。
そればモチベーションに繋がって作業効率が上がるなら結果オーライだと思います。
上司にも少なからず責任はある
部下の作業状況が直接見れないのは難しいかも知れませんが、
サボれる程度の作業しか割り振っていない上司にも少し責任があると思うと気持ちが楽になると思います。
もしやることが無くてついついサボってしまうなら、上司に直接やれる事がないか聞くことで良い評価へ繋がるかも知れません。
テレワークはやはりメリットも大きい


テレワークで中々集中できなかったり、ついサボってしまう罪悪感にかられてしんどいと思う方もいるかも知れませんが、
テレワーク自体はメリットが大きいのも事実です。
- 通勤の時間が0になる
- 外でランチに行くより食費を抑えられる
- 無駄な会議が減る
- リラックスした空間で作業できる
なので例えば、
- 無駄な会議が減った分作業を早く終わらせて休憩時間を長めに取る
- 集中力が高まる音楽を流して作業効率を上げる
などテレワークのメリットはできる限り活用していきましょう!
参考テレワーク歴3年の私が買って良かったもの8選|買わなくて良いものもまとめて紹介
それでも罪悪感を感じる方へ 在宅勤務で集中モードへ切り替えるコツ


在宅勤務において多少のサボりに罪悪感を感じる必要はないと書きましたが、それでもやはり仕事は仕事。
みんながみんな最低限の仕事しかしなかったら会社の業績は上がりません。
ということで、在宅勤務でも集中力を高めるコツをいくつかご紹介します。
1. 服を着替える
テレワークで顔出しの会議等もなければ、起きたままの姿で仕事をしている方も多いと思います。



ただ、寝巻きだとどうしても気持ちが切り替わらないと思うので、出社時と同じ服装に着替えるというのはオススメです。
たったこれだけのことですが、気持ちの切り替えはグッとしやすくなります!
2. テレビは付けない
少数派だとは思いますが、在宅勤務中ニュースのため等でテレビを付けている方もいるのではないでしょうか。
当たり前ですが、テレビは付けずに仕事をしましょう。
人の声は集中力を乱すのに十分な影響を与えます。
3. スマホは着信が分かるようにして見えない位置に
現代において、最も人の集中を奪うと言っても過言ではないのがスマホです。
何かしら通知が入るだけでも気になるので、着信が分かる状態にしておいて見えない位置におきましょう。



4.机の上は必要最低限に
スマホを見えない位置に置くというお話をしましたが、
それと同時に作業机の上は必要最低限のものだけおきましょう。
イヤホンや、小さな置物、不要な書類などは全て片付けます。
細かいことですが、「机の上は仕事に関わるものだけにする」というのは思ったよりも効果があります。
また、机に上に置くものは出来るだけ青色にすると集中力が上がります。
5. 正しい姿勢を心がける
姿勢が悪くなると集中力にも影響します。
特に悪い姿勢が染み付いている方は、気がついた時に直す癖を付けることが大事です。
- 足の裏を床に付ける
- 首は方の真上に来るようにする
- お尻と腰は直角になるように座る
等のポイントに注意してみましょう。
6. 作業用BGMを有効活用する
先ほども紹介しましたが、作業用にBGMを流すのはかなりオススメです。
- インプット時はBGM無しで無音
- アウトプット時はカフェで流れているようなBGM
がオススメです。
一つ注意点として、BGMは歌詞がないものにしましょう。



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7. 集中力が切れたら完全に仕事から離れてみる
例え床に寝転がっても誰からも見られないのはテレワークのメリットです。
仕事が詰まって集中力が途切れてしまったら、完全に仕事から離れてみましょう。
床やベッドに横になり、それこそ漫画を見たり動画を見たりするのも多少ならありだと思っています。
寝不足な時は短時間の睡眠もオススメです。
頭がスッキリすることで、詰まっていた部分が解消したり、逆に仕事の効率が上がったりします。



適度な運動や、5分程度の散歩もオススメです。
8. 仕事のためになるサボりをする
どうしても集中が続かなくてサボってしまう時も仕事のためになるサボりであれば、罪悪感は多少減らせると思います。
- 仕事に関する資格の勉強をする
- 営業に役に立つ話し方をYoutubeで見る
- 他社のWebデザインを調べるためにネットサーフィンをする
サボりには代わりありませんが、結果として会社のためになるようは方法を検討してみましょう。
まとめ:在宅勤務は良いサボり方で逆に生産性を高めよう


以上、在宅勤務とサボりについてまとめました。
正直在宅勤務の時間をフルに集中しろというのは無理な話なので、サボるなら上手くサボって逆に仕事の生産性をあげましょう!
今後もテレワークは増えていくと思うので上手に付き合っていきたいですね。